TCS

人々の意識向上に関する 

日中韓三国教員交流プログラム（TTEP） 

日中韓三国協力事務局（TCS）は、2017年8月8日－10日、韓国において、人々の意識向上に関する日中韓三国教員交流プログラムを実施するにあたり、教員の参加者を募集しています。 

TCSは、三国政府によって署名及び批准された協定に基づき、三国間の協力関係の更なる促進に寄与することを目的として2011年に設立された国際機関です。TCSの任務のひとつはサミットや大臣会合などの三国政府間協議の仕組みを支援することです。20を超える三国の閣僚級協議では、三国環境大臣会合（TEMM）は最も歴史が長く活発な議論が行われているものの一つです。中国の環境保護部、韓国の環境部、日本の環境省は「環境管理を促進し、地域的環境管理における主導的な役割を果たし、グローバルな環境の改善に貢献する」ことを目的として、1999年より毎年TEMMを開催してきました。2014年に開かれたTEMM16以降、TCSはこの意義ある協議の仕組みにおいて大きな役割を果たしてきました。本年はTEMM19が韓国で行われます。  

TEMM17で採択された日中韓三カ国共同行動計画（2015年－2019年）は、三国の重点課題として9つの優先分野を明記しています。TEMM18において、三国政府は、優先分野の一つである「環境教育、人々の意識向上及び企業の社会的責任（CSR）」にTCSと共同で取り組むことに合意しました。TTEPはこのような流れを受けて発展したプログラムです。このプログラムを通じて、参加者はベストプラクティスを視察し、教員同士、政策立案者、環境専門家、ジャーナリストとの対話を通じて環境保護に関する知識や技能を学び、生徒に伝えられるだけでなく、一般的な環境教育をの促進についても意見を交わすよい機会といえます。