セミナー&フォーラム 李熙燮事務局長による第9回日中韓産業博覧会への出席 2023-10-20
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2023年10月20日、日中韓三国協力事務局(TCS)の李熙燮(イ・ヒソプ)事務局長は、第9回日中韓産業博覧会に出席し、2023日中韓産業協力発展フォーラムで祝辞を述べました。フォーラムは、中国国際貿易促進委員会(CCPIT)、山東省人民政府、日本貿易振興機構(JETRO)、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)、TCSが共催したもので、博覧会はこれまで8年間にわたり、中国山東省濰坊市で開催され、成功を収めてきました。 

 

李事務局長は祝辞の中で、2019年に中国成都市で開催されて以来初となる日中韓サミットが近々再開されることを強調しました。濰坊市で開催された日中韓産業博覧会は、重要かつ時宜を得たものです。日中韓の永続的な平和、共通の繁栄、文化の共有の促進というビジョンを掲げて設立された国際機関であるTCSは、この機会を通じて三国間の協力関係を強化するための仲介役となり、広範な政策分野に及ぶ21の閣僚級会合の枠組みにおける博覧会への影響力拡大を支援することで、パンデミック後の三国間協力の活性化に貢献することを目指しています。 

 

また、李事務局長は祝辞の中で、山東省と濰坊市に対し、地方自治体間の協力関係強化において果たした役割と、三国間協力を先頭に立って推進したことについて感謝の意を述べるとともに、各主催者の献身的な取り組みについても謝意を述べました。TCSは、三国間協力の新たな扉を開くために、今後もすべての関係者との連携を続けながら日中韓のより親密な交流を促していきます。 

 

今年の博覧会は「開放と包摂、協力と相互利益」をテーマにしており、三国の政府要人や使節、経済団体や大手企業の代表、専門家や研究者を招いて各界の交流を図るとともに、セミナーでは地域的な包括的経済連携(RCEP)の具体的な成果、地方自治体間の協力の強化、三国間内の産業とサプライチェーンの安定化などについて話し合いが行われました。 

  

▲2023日中韓産業協力発展フォーラムで挨拶を行う李TCS事務局長 

  

▲2023日中韓産業協力発展フォーラムの様子