協議体 TEMM19事後実務者会合の開催(2017年12月22日、韓国・ソウル) 2017.12.22

2017年12月22日、韓国・ソウルにて、第19回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)の事後実務者会合が行われました。韓国環境部、中国環境保護部、環境省からの実務者のほか、日中韓三国協力事務局からは張殷栄(チャン・ウニョン)経済部長が参加しました。

会合では、三国は「環境協力に係る三カ国共同行動計画2015-2019」において優先的に取り組むこととされた9分野とTEMM19で採択された共同宣言の実施状況をレビューしました。また、2018年に中国での開催が予定されているTEMM20の予定について中国から報告があり、大臣会合の形式や期待される成果などが話し合われました。TEMM20は各国の環境への取り組みについての報告や意見交換を行うだけでなく、TEMMの設立20周年を記念する場となります。

事務局は「環境協力に係る三カ国共同行動計画2015-2019」のうち、人々の意識向上を図るために実施している事業について今後の計画を発表し、三国教員交流プログラムと環境意識向上のための冊子について、各省庁からコメントがありました。

三国はこのTEMMのもとで協力を強化していくことで合意し、会合は和やかな雰囲気のうちに幕を閉じました。

(左から)中国環境保護部の李永紅(り・えいこう)課長、韓国環境部の成守鎬(ソン・スホ)課長、環境省の永長大典課長補佐 

張部長によるTCS事業についての報告 

集合写真