協議体 第19回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)の開催(2017年8月25日、韓国・水原) 2017.08.25

2017年8月25日、韓国・水原にて、第19回日中韓三カ国環境大臣会合が開催されました。韓国からは金恩京(キム・ウンギョン)環境部長官、中国からは李幹傑(り・かんけつ)環境保護部長、日本からは中川雅治環境大臣が出席しました。

会合において、三大臣は国内の環境政策の最新の進捗状況を紹介し、域内および世界の環境問題に対する各国の主な環境政策について情報交換を行いました。また、環境協力に係る三カ国共同行動計画(2015-2019)の進展をレビューし、日中韓三国協力事務局が2017年8月に韓国にて開催した人々の意識向上のための三国教員交流プログラムの実施を歓迎しました。

三大臣は、大気環境、気候変動、生物多様性、廃棄物処理などを含む様々な分野において取り組みを強化することに合意し、持続可能な開発をさらに促進するために協力していく決意を再確認しました。

会合に続く記者会見では、三大臣による第19回TEMMの結果報告と共同コミュニケへの署名が行われました。

また、TEMMのサイドイベントとして、ユースフォーラムおよび日中韓環境ビジネス円卓会議が実施されました。

事務局はオブザーバーとしてTEMMおよびユースフォーラムに出席しました。張殷栄(チャン・ウニョン)経済部長はユースフォーラムにおいて祝辞を述べ、三国の関係構築と地域的環境問題の解決のためには若者による協力が重要であることに言及しました。

第20回TEMMは2018年に中国で開催される予定です。

第19回TEMMの様子 

共同コミュニケへの署名式 

ユースフォーラムにて祝辞を述べる張部長