第42回東アジアビジネスカウンシル会合(2018年8月29日、シンガポール) 2018.08.29

2018年8月28日、シンガポールにて、日中韓三国協力事務局(TCS)は、第42回東アジアビジネスカウンシル会合の実務者会合に出席しました。ASEAN+3(日中韓)からのビジネス界の代表者、日中韓各国のアセアンセンターの出席者とともに、ASEAN+3における経済やビジネスセクターの協力強化についての議論を行いました。

高光徳(コ・クァンドク)経済部長は、現在TCSが東アジアビジネスカウンシルと共同で行っている、ASEAN+3におけるサプライチェーン連結性向上のためのベストプラクティス集の編纂事業について進捗状況を発表しました。同事業は、ASEAN+3地域の政府関係者、プライベートセクターおよび研究者を含む全てのステークホルダーに対し、現存する効果的なサプライチェーンの連結システムを広く知らしめることを目指すものです。

東アジアビジネスカウンシルは、2003年10月にASEAN+3の首脳の合意を受けて、ASEAN+3におけるプライベートセクターの協力を強化し、域内の貿易投資を促進することを目的として2004年にクアラルンプールで設立されました。「ASEAN+3協力20周年に係るマニラ宣言」および第20回ASEAN+3サミットで採択された「ASEAN+3協力作業計画2018-2022」に基づき、地域統合をさらに深めてASEAN+3協力のイニシアチブを強化していくため、TCSは東アジアビジネスカウンシルとの協力を通じて貿易投資の促進に努めていきます。
<会合の様子>
<高部長の発表>