協議体 第20回日中韓環境教育ネットワークシンポジウム・ワークショップへの参加(2019年10月27-29日、中国・杭州) 2019.10.27 ~ 2019.10.29
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2019年10月27-29日にかけて、中国・杭州にて第20回日中韓環境教育ネットワーク(TEEN)シンポジウム・ワークショップが開催され、曹静(そう・せい)事務次長が率いる日中韓三国協力事務局(TCS)代表団もシンポジウムに参加しました。TEENのフォーカル・ポイントおよび三国の環境教育の専門家が出席しました。

曹事務次長はシンポジウムにて開会の言葉を述べ、ネットワークの発足20周年を祝し、ネットワークの設立と拡大に尽力した専門家および関係者に謝意を表しました。持続可能な開発を目指すマインドを持つ次世代の育成は重要であり、したがって環境教育はそのために欠かせないものである旨強調しました。

曹事務次長は日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)のほか、日中韓三国環境教員交流プログラム、TEMM20周年記念冊子の発行、地域コミュニティにおける環境保護促進のための大学生の活用など、TCSが同メカニズムで環境教育および人々の意識向上の分野において果たしてきた役割を紹介しました。また、TCSが三国の環境教育における協力を促進し、人々の意識向上をはかるために引き続き全ての関連機関を援助していきたい旨述べました。

28-29日にかけては、TEENフォーカルポイント円卓会議に出席しました。同会合では、直近でTCSが行った日中韓三国環境教員交流プログラムの成果を報告し、今後のプログラムのマネジメントと運営について議論しました。三国は環境教育と人々の意識向上を促進するTCSの努力を謝意をもって認識し、TCSとの協力の継続を確認しました。

TEENは、環境教育についての知見と経験を互いに共有し、三国間で環境意識を醸成することを目的として、環境教育の専門家のために2000年に立ち上げられたTEMMの枠組みの一部です。

▲開会の辞を述べる曹事務次長

▲開会の辞を述べる曹事務次長

▲TEENフォーカルポイント円卓会議