その他 国連南南協力事務所(UNOSCC)による訪問(2019年8月19日、韓国・ソウル) 2019.08.19
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2019年8月19日、国連南南協力事務所(UNOSSC)のホルヘ・チェディエック代表兼事務総長特使が、李鍾憲(イ・ジョンホン)日中韓三国協力事務局(TCS)事務局長を訪問し、開発協力拡大に向けともに努力することで合意しました。

チェディエック事務総長特使は、日中韓三国が南南協力(south-south cooperation)および三角協力(triangular cooperation)推進において大変重要であると言及し、中国は南南協力の活動を急速に進めており、日本は三角協力の先駆者として、また、韓国はUNOSSCと8年以上協力してきた旨協調しました。

これを受け、李事務局長は、世界経済の20%以上を占める三国が開発協力において重要な主体となっている現状を強調しました。今日、世界が直面している課題に対する協力の必要性を考え、すべての国が援助者・受援者の両者になり得る潜在力を有する点に言及しました。

今後、初期の協力段階において、TCSは、長所を生かしUNOSSCとともに南南協力実施関連刊行物(‘South-South in Action’)を編纂するなどの方案について検討する予定です。また、UNOSSCはTCSが南南開発EXPO(GSSD Expo)などの機会を通じ、他の地域関係者と経験を共有することを提案しました。

▲チェディエック代表兼事務総長特使との面談

▲集合写真