第2回日中韓ナノテクノロジー協力対話(2019年4月3日、韓国・ソウル) 2019.04.03

 

2019年4月3日、韓国・ソウルにある漢陽大学にて開催された、「第2回日中韓ナノテクノロジー協力対話」に、日中韓三国協力事務局(TCS)の韓梅(かん・ばい)事務次長が参加しました。本対話は、日中韓三国のナノテクノロジー機関における三国学界間の相互理解、および協力発展を目的としたものです。

 

今対話に参加した韓事務次長は、三国協力の歴史と現状を紹介し、三国学界間における民間レベルの持続的な協力活動は、三国間協力の推進力を維持していく重要な要素であり、TCSは引き続き三国の科学技術協力の発展に貢献していくため、政府と学界をつなぐ架け橋の役割を果たしていくと強調しました。

 

日中韓の科学者は本対話で、民間レベルの協力を政府間レベルの協力に格上げするための三国ナノテクノロジー協力について意見交換を行いました。

 

韓事務次長は本対話を機会に、白春礼(はく・しゅんれい)中国科学院(CAS)院長と面談を行い、TCSを紹介し、三国の科学技術協力の発展に向けた意見交換を行いました。

 

民間レベルの日中韓ナノテクノロジー協力は、2015年、日本ナノテクノロジー委員会(JNTEC)、中国国家ナノ科学センター(NCNST)、韓国のナノ技術研究協議会(KoNTRS)および韓国国家ナノインフラ協議体(KION)の4団体が覚書に調印し、開始されました。

 

 

 

▲韓事務次長と白院長による面談

 

 

▲日中韓ナノテクノロジー協力対話

 

 

▲集合写真