第2回日中韓三国経済シンポジウムの開催(2017年6月22日、東京) 2017.07.03

2017年6月22日、日中韓三国協力事務局と日本国際フォーラムは、第2回日中韓三国経済シンポジウム「岐路に立つグローバリゼーションと日中韓三国経済の展望」を東京にて共催しました。本シンポジウムは事務局が毎年出版している『三国経済レポート』のフォローアップ事業として2016年より開催されています。2016年の三国経済レポートの第一著者である伊藤元重学習院大学国際社会学部教授をはじめ、宋泳官(ソン・ヨングァン)韓国開発研究院研究員、張琦(ちょう・ぎ)中国国務院発展研究所対外経済研究部副部長、河合正弘日本国際フォーラム上席研究員および東京大学特任教授の4名の著名なパネリストが各国の経済状況について発表し、続いて創造的な三国協力の未来について活発な議論が行われました。

外交・学術分野などから約80名がシンポジウムに参加しました。

開会に際し、梅澤彰馬事務局事務次長は不確実な世界において三国が直面している新たな課題とその複雑性に触れ、三国の経済問題に関する相互理解を深めるために参加者ひとりひとりが積極的に議論に参加するよう促しました。また、三国協力の深化は二国間関係のみならず、北東アジアの平和、安定と繁栄に貢献するものであると強調しました。
集合写真 
梅澤事務次長の開会挨拶 
シンポジウム中の様子