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2017年5月18日から20日にかけて、楊厚蘭（よう・こうらん）日中韓三国協力事務局長率いる日中韓三国協力事務局代表団は、本年の東南アジア諸国連合（ASEAN）首脳会議の議長国であるフィリピン共和国を訪れ、まず、エンリケ・A・マナロ・フィリピン外務省政策担当次官を表敬訪問しました。同次官は、今日はアジアの時代といわれるが、ASEAN+３も20周年を迎え、特に経済に焦点をあてたより一層の協力・発展を願うと述べ、日中韓三国協力事務局とASEAN事務局がASEAN+3における協力のけん引役となり、更に緊密に連携を深めることを求めました。楊事務局長は、日中韓はASEANにとって最も重要な対話のパートナーであり、事務局のASEAN+３関連協議への参加についても引き続きASEAN議長国の支援を得たいと述べました。 

続いて事務局代表団は、石川和秀駐フィリピン日本国大使、金在信（キム・ジェシン）駐フィリピン韓国大使及び賀湘琦（か・しょうき）駐フィリピン中国臨時代理大使と面談をおこない、三国協力の進捗、地域経済の状況や三国及びASEAN+３の協力の枠組における事務局の役割について議論しました。