協議体 第5回日中韓物流大臣会合の開催(2014年8月25日、日本・横浜) 2014.08.25

第5回日中韓物流大臣会合が、2014年8月25日に横浜で開催され、日本の太田昭宏国土交通大臣、中国の周海涛(しゅう・かいとう)交通運輸部総工程師および韓国の李柱栄(イ・ジュヨン)海洋水産部長官がそれぞれ出席しました。三国協力事務局も、前回会合に引き続き、オブザーバーとして参加しました。  

三国の大臣は、12の行動計画の進捗状況に満足の意を示すとともに、今後、シャーシ相互通行の拡大、北東アジア情報サービスネットワーク(NEAL-NET)の対象港湾の拡大及びASEAN諸国へのサービス拡大などに向けて取り組むことを確認しました。また、新たに北極海航路開拓、大気汚染物質削減及び海上輸送の安全確保の分野でも協力していくことで合意しました。  

本会合後に行われた共同記者会見で三国の大臣は、北東アジアの物流発展のために、三国物流協力の三大目標である1)シームレス物流システムの実現、2)環境にやさしい物流システムの構築、3)安全かつ効率的な物流の両立に今後も取り組んでいくことを再確認するとともに、本会合の共同声明である「横浜宣言」に署名しました。  
次回の第6回日中韓物流大臣会合は、2016年に中国で開かれる予定です。 
 
添付資料: 

 (左から)李柱栄韓国海洋水産部長官、太田明宏国土交通大臣、周海涛中国交通運輸部総工程師 

第5回日中韓物流大臣会合の集合写真 

第5回日中韓物流大臣会合の様子 

陳峰(チェン・フォン)日中韓三国協力事務局事務次長