協議体 第8回日中韓外相会議の開催(2016年8月24日、日本・東京) 2016.08.24

 

2016年8月24日、日本・東京、外務省飯倉公館にて、第8回日中韓外相会議が開催されました。会議は、岸田文雄外務大臣が議長を務め、王毅(おう・き)中国外交部長、尹炳世(ユン・ビョンセ)韓国外交部長官が出席しました。同会議に楊厚蘭(よう・こうらん)日中韓三国協力事務局長も出席しました。

 

同会議において、3外相は、三国協力の進展を中心に振り返り、第6回日中韓サミットにおいて一層の協力を進めていくことを確認した案件の成果と将来の方向性について議論しました。また、3外相は、日中韓サミットを定期的に開催することを再確認しました。日中韓三国協力事務局長は、各分野における三国協力の進展及び日中韓三国協力事務局の活動について3外相へ報告し、三国政府の継続した支援及び指導を求めました。 

 

3外相は、地域・国際情勢に関する議論において、朝鮮半島について意見交換を行い、三国は、北朝鮮によるいかなる核・ミサイル開発も断じて容認しないとの点で一致し、関連する国連安保理決議を厳格に履行しなければならないことを強調しました。 

 

同会議の後、共同記者発表が開かれ、3外相はそれぞれ会議の主要な成果を述べました。