協議体 2025日中韓防災担当実務者会議
2025-07-07
2025年7月7日、日中韓三国協力事務局(TCS)は、2025日中韓防災担当実務者会議を神戸にて開催されました。中国の応急管理部(MEM)、日本の内閣府(CAO)、韓国の行政安全部(MOIS)の代表者が参加しました。
本会議は、防災担当実務者間の定期的なコミュニケーションを強化し、防災分野における政策交換と相互学習を促進することを目的としており、前回の閣僚級会合のフォローアップ措置に対する進捗状況を確認し、三国の新たな協力分野を模索する場にもなりました。
図師執二TCS事務次長が開会の辞を述べ、災害リスク軽減と緊急対応における日中韓協力を強化するTCSの継続的な支援を強調しました。
本会議は2つのセッションで構成されており、セッション1では、内閣府、応急管理部、行政安全部の代表者が、各国の防災システムにおける最新の進展とベストプラクティスを発表しました。このセッションでは、レジリエンスの強化を目指した戦略展開や制度的革新に焦点が当てられました。セッション2では、中国での開催が予定されている第8回日中韓防災担当閣僚級会合について議論され,関係者は、技術統合、地域の人材育成への取り組み、過去の共同声明の実施など、主要議題と潜在的な協力分野について議論を交わしました。
本会議の最後には、三国の代表者とTCSが総括を行い、災害への備えと対応に関する三国協力を強化する上で、実務レベルでの持続的な対話が重要であることを再確認しました。

▲集合写真

▲開会の辞を述べる図師TCS事務次長

▲2025日中韓防災担当実務者会議