三国協力活動 李TCS事務局長、「日中韓健康・ウェルネスに関する大学間連携及び国際学術会議2025」開会式へ出席
2025-05-17
5月17日、大連にて「日中韓健康・ウェルネスに関する大学間連携及び国際学術会議2025」開会式が行われました。日中韓の55の大学及び研究機関からの専門家や代表者を含む500名以上がこのイベントに出席しました。陳紹旺(ちん・しょうおう)大連市委員会副書記兼大連市長、趙磊(ちょう・らい)中国教育部国際合作与交流司副司長、王慶東(おう・けいとう)遼寧省教育庁長官が開会挨拶を行いました。日中韓三国協力事務局(TCS)からは、李熙燮(イ・ヒソプ)事務局長が招待され、式辞を述べました。

▲集合写真
李事務局長は、北東アジアは世界でも最も急速に高齢化が進んでいる地域であると述べ、持続可能で包摂的な社会的支援の仕組み作りが急務であると強調しました。李事務局長は、この連携の開始を日中韓サミット及び日中韓教育大臣会合(TEDMM)の成果実現に向けた具体的な一歩として歓迎し、大学間連携、公衆衛生、地域の持続可能な開発を推進することの重要性を強く訴えました。

▲李事務局長による式辞
この連携は、健康・ウェルネス分野における大学間の協力を強化すること、及び共同研究、学術交流、能力強化を通じて人口統計学上の課題に対処することを目的としたものです。この連携は、大連医科大学が中国教育部の支援を受けて開始したもので、2024日中韓健康・ウェルネスに関する大学フォーラムで初めて提案されたものです。

▲日中韓健康・ウェルネスに関する大学間連携の開会式