TCS

2024年8月22日、顔亮（ヤン・リャン）事務次長率いる日中韓三国協力事務局（TCS）代表団が、韓国・済州市にて行われた 第25回日中韓三カ国環境大臣会合（TEMM25）の局長級会合に参加しました。6月に開催されたTEMM準備会議に続き、日中韓の局長級職員が次回の大臣会合の準備について議論しました。会合では、局長間で会議の詳細を確認し、TEMM25に期待される成果について話し合いました。 

顔事務次長は、開会と閉会の挨拶を行い、第9回日中韓サミットでは、環境協力が重要な焦点であり、相互に有益な協力プロジェクトの実施に向けた6つの重点分野の1つとして「気候変動への対応を含む持続可能な開発」が挙げられたことを強調しました。この点は、TEMMが日中韓協力の中心的なメカニズムとしての役割を担っていることを強調していると述べました。また、顔事務次長は、TCSと国連が共同開催した第3回カーボンニュートラルフォーラムについても紹介しました。最後に、より良い未来に向けた三国の力強い取り組みとTCSへの継続的な支援に感謝の意を伝え会合を締めくくりました。 

局長級会合に先立ち、8月21日には事務レベル会議も開催され、TCSはオブザーバーとして出席しました。この会議では、 TEMM25の準備に関し積極的に意見交換を行い、過去の会合の成果を振り返り、今後5年間の共同行動計画「TJAP 2026-2030」の新しい優先分野に関する計画を検討しました。 

第25回日中韓三カ国環境大臣会合は、2024年9月28日から29日まで韓国・済州市にて開催される予定です。