その他 上海国際問題研究院によるTCS訪問
2024-05-28
2024年5月28日、李開盛(リ・カイセイ)上海国際問題研究院(SIIS)副院長率いるSIIS代表団が、日中韓三国協力事務局(TCS)を訪問しました。TCSからは李熙燮(イ・ヒソプ)事務局長と顔亮(ヤン・リャン)事務次長が代表団と会談し、日本、中国、韓国の三国間協力の最新の動向や両組織間の将来の協力関係について意見交換しました。
李事務局長は、SIIS代表団を歓迎し、TCSと日中韓のシンクタンクの間の過去の協力関係を振り返りました。李事務局長は、前日に開催された第9回日中韓サミットの成果について簡単に紹介し、三国のシンクタンクが相互の信頼と理解を促進するうえでより重要な役割を果たすことへの期待を示しました。
顔事務次長もまた、SIIS代表団を歓迎し、TCSのプロジェクトに対する李副院長の継続的な支援について感謝の意を示しました。顔事務次長は、日中韓の研究者間の交流は三国間協力において重要な領域であると述べ、特に地域の経済協力と経済統合、持続可能な開発、グリーン経済、若者の交流などの分野で、今般開催された第9回日中韓サミットの成果を実行に移すために、日中韓のシンクタンクがさらなる貢献を果たすことを期待しました。
李副院長は、TCS協議理事会メンバーからの貴重な支援について感謝の意を示しました。李副院長は、SIISも三国間協力を今後の取り組みにとって重要な分野と位置付けており、将来の「三国間+X」によるシンクタンクの交流と協力のプラットフォームの構築の可能性を模索していきたいと述べました。
▲会談する李事務局長と李副院長
▲李事務局長とSIIS代表団の集合写真
▲会談する顔事務次長と李副院長
▲顔事務次長とSIIS代表団の集合写真