TCS

2023年10月30日、日中韓三国協力事務局（TCS）の顔亮（ヤン・リャン）事務次長が、遼寧師範大学で講義を行いました。 

顔事務次長は、講演の前に遼寧師範大学の徐昭峰（シュ・ヂァォフォン）学長と挨拶を交わしました。徐学長はTCS代表団を温かく迎え、遼寧師範大学としても日中韓の学生交流や大学間の交流の枠組みへの参加を推進していきたいと述べました。顔事務次長は、TCS創設の経緯や日中韓協力を推進する「2023年の漢字」などのさまざまなプロジェクトについて紹介し、近日中に日本、中国、韓国で2024年用の投票用ウェブサイトが公開されることを伝え、遼寧師範大学の教師や学生にも参加してもらいたいと述べました。 

講義で、顔事務次長は三国間の協力の重要性を訴え、恒久の平和、共通の繁栄、共通の文化的価値を促進するというTCSの役割を紹介し、若者こそが日中韓協力の未来を担う存在であると強調しました。講義には100名以上の学生と教師が出席しました。講義後、学生たちはクイズセッションにも積極的に参加し、学生から中国外交官としてのキャリアやTCSでの勤務内容に関する質問などが活発に挙がりました。