2023年8月2日、日中韓三国協力事務局(TCS)は、国連防災機関(UNDRR)北東アジア事務所・災害軽減国際教育訓練研修院(GETI)、アジア防災センター(ADRC・日本)、中国国家防災センター(NDRCC)とともに、日中韓教育訓練機関オンラインワークショップ「地震リスク管理のためのツールとテクノロジー:北東アジア地域の経験の共有(Tools
and Technologies for Earthquake Risk Management: Sharing Experience from Northeast
Asia)」を開催しました。白範欽(ペク・ポムフム)TCS事務局次長がこのワークショップに参加し、開会挨拶と閉会挨拶を行いました。
白TCS事務局次長は挨拶の中で、このワークショップが、テクノロジーの活用、インフラの強靱化策、持続可能かつリスク情報を活用した復旧、創造的復興(ビルド・バック・ベター)など、私たちの経験と効果的な実践例を共有する機会となると述べました。また、協力することで、より安全で回復力のある未来を築くことができると言い、この場が日中韓を含む国々のあらゆる災害専門家のネットワーク形成のきっかけになることを期待しました。
このワークショップは、リスク評価、早期警告、建物およびインフラの強靱化策、持続可能な復興など、リスク軽減のための既存のツール、テクノロジー、効果的な実践について専門家の理解を深めることを目的に行われました。ワークショップには83の国と地域から500名を超える参加者があり、「日中韓+X」の観点からも成果がありました。TCSは、今後も引き続き三カ国の防災関連機関と協力していきます。