7月18日、欧渤芊(オウ・ボーチエン)日中韓三国協力事務局(TCS)事務局長率いるTCS代表団が、韓国・京畿道のエバーランドを訪問しました。
会談の中で、鄭東熙(チョン・ドンヒ)エバーランド動物園長は、エバーランドの歴史と発展について紹介しました。
また、パンダの愛宝(アイ・バオ)が今月初めに双子の赤ちゃんを出産したという喜ばしいニュースも共有しました。欧TCS事務局長は、エバーランドが行っているジャイアントパンダ飼育繁殖の取り組みに対して温かい感謝の意を示し、中国のSNSにおける福宝(フー・バオ)と 愛宝の人気を取り上げました。また、TCSの今後のプロジェクトである日中韓ユース・サミット(TYS)を紹介しました。このプロジェクトでは、パンダの故郷である中国の北京市と成都市で開催されるプログラムに日中韓から約100人の学生が参加する予定です。TYSの事前イベントとして、TCSは友好の精神を象徴するべく、日中韓各国でのジャイアントパンダの撮影を計画しています。
パンダワールドでは、尹勝熙(ユン・スンヒ) 獣医師がTCS代表団を出迎え、簡単なプレゼンテーションを行い教育センターのパンダを紹介しました。そして、TYSの成功を祈り、エバーランド動物園はイベントに必要なあらゆる支援を提供すると代表団に約束しました。続いて、 姜哲遠(カン・チョルウォン) 獣医師がTCSの代表団に各パンダを紹介し、パンダ保護の重要な役割と東アジア地域におけるその重要性について話し合いました。欧TCS事務局長は姜獣医師の誕生日を心から祝福し、パンダたちが健康で幸せに過ごせるよう献身的な世話を行う同氏の尽力に対して深い感謝の意を表明しました。
現在、エバーランド動物園には5頭のパンダが飼育されています。TCS代表団は楽宝(ロー・バオ)と福宝(フー・バオ)に直接会う機会があり、今回の訪問の忘れがたい記憶として刻まれることになりました。