セミナー&フォーラム 欧TCS事務局⻑、燕京グローバルシンポジウム2023パネルに登壇(2023年4月15日) 2023-04-15
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    2023415日、欧渤芊(オウ・ボーチエン)⽇中韓三国協⼒事務局(TCS)事務局長は、「共有された未来を私たちの手に」と題した、燕京(イェンジン)グローバルシンポジウム2023の百賢(バイシエン)パネルにオンライン参加しました。百賢パネルのテーマは、:「東アジア関係の新しい時代 "共有する未来への投資」です。程永華(チェン・ヨンファ)大使、文正仁(ムン・ジョンイン)教授、阮登道(グエン・ダンダオ)燕京学者もパネルに参加しました。

 

    欧TCS事務局長は、挨拶の中で日中韓協力の歴史と発展について概説し、日中韓の制度的な協力、経済発展、文化・人的交流が着実に進展していることを強調しました。特に、日中韓の共通の未来を形成するためのユース協力の重要性を強調しました。TCSは、日中韓の若者の相互理解を促進するため、ヤングアンバサダープログラム(YAP)、日中韓ユースサミット(TYS)、日中韓ユーススピーチコンテスト(TYSC)など、さまざまなユースプロジェクトを提供しています。TCSが開催している主な9つのユースプロジェクトは、日中韓ユース交流ネットワーク(TYEN)に統合され、若者同士が交流できるワンストッププラットフォームとして機能しています。そして、私たちが想像する未来は私たち自身の手の中にあると指摘し、若者が今日から協力し、形作るよう呼びかけました.

 

    パネルディスカッションでは、程大使と文教授が東アジアにおける多国間協力について意見交換し、東アジア諸国の相互理解と密接な関係がパートナーシップと多国間協力の可能性をもたらすと強調しました。

 

    質疑応答で欧TCS事務局長は、未来を共有するためには平和とセキュリティが重要なポイントであることを強調し、東アジアという地域にとって協力が唯一の解決策であることを再度強調しました。また、同地域におけるブロック対立、テクノナショナリズム、サプライチェーン問題などの話題にも触れました。

 


TCS事務局長、パネルディスカッションの様子