TCS

    2023年4月10日、欧渤芊（オウ・ボーチエン）⽇中韓三国協⼒事務局（TCS）事務局⻑は山東大学と威海リサーチセンター日中韓三国協力研究所連合（The Network of Trilateral Cooperation Think-tanks : NTCT）に属す北東アジア地域協力シンポジウムに出席しました。シンポジウムには、20名程度の学者や専門家が出席しました。

    シンポジウムの開会式では、欧TCS事務局長が基調講演を行いました。北東アジアにおける地域協力メカニズムの発展と重要な役割、また、COVID-19パンデミックの影響、インフレの高騰、地理的環境の深刻化、相互認識の低下など、地域協力メカニズムが直面している課題についても言及しました。また、日中韓協力の歴史と発展について簡単に紹介し、日中韓協力が恒久の平和と地域の繁栄を促進する上で重要な役割を担っていることを強調しました。

    欧TCS事務局長は、⽇中韓⻘少年交流ネットワーク（TYEN）、⻘年⼤使プログラム（YAP）、日中韓ユースサミット（TYS）、TCSインターンシッププログラムといったTCSのユース関連プロジェクトや、4月2～3日に厦門（あもい）で開催した第1回日中韓ビジョナリーグループ（TVG）の成功事例も紹介しました。また、経済、文化、人的交流に重点を置き、困難を克服するために協力を進めていくことを提案しました

    学者や専門家が国際問題や地域問題に関して意見を述べ、日中韓協力について意見交換を行いました。

▲欧TCS事務局長による開会式での基調講演