2023年4月6日、⽇中韓三国協⼒事務局（TCS）の協議理事会を構成する欧渤芊（オウ・ボーチエン）TCS事務局⻑、⽩範欽（ペク・ポムフム）
TCS事務次⻑、坂⽥奈津⼦TCS事務次⻑は中国外交部を表敬訪問し、農融（ノン・ロン）部長助理と会談しました。⽇本、中国、韓国の三国間協⼒の進展、および TCSの将来の⽅向性について意⾒交換を⾏いました。
農部長助理は、6代⽬のTCS協議理事会による中国訪問を歓迎し、三国協⼒の意義とTCSの過去1年半の努⼒を⾼く評価しました。⽇中韓三国は実務的な協⼒をさらに⾼いレベルに進める能⼒と必要性があると指摘し、TCSに対し、将来の三国協⼒のための新しい分野を引き続き探求するよう要請しました。また、その観点から三国の世論において三国協⼒の地盤を固め、その認知を促進することが、TCSの将来にわたる活動において重要性を帯びることを強調しました。さらに、中国外交部はこれからもTCSへの⼗分な⽀援を提供し続ける、また、TCSによるより⼀層の具体的な貢献を期待していると述べました。
欧TCS事務局⻑は、中国外交部からの継続的な⽀援に感謝の意を表しました。6代⽬の協議理事会が発⾜して以来、三国協⼒の発展を促進するため、シンクタンク協⼒、若者の交流、⽂化交流、経済や持続可能な開発などのさまざまな分野においてTCSが取り組んできたことを紹介しました。
第1回⽇中韓ビジョナリーグループ（TVG)が4月2日から3日に廈⾨（あもい）で成功裏に開催され、著名な参加者から将来の⽇中韓協⼒について具体的な提案を受けたと述べました。欧TCS事務局⻑は、TVGが政府に対し政策提⾔を⾏うことについて認めるよう提案しました。TCSが地⽅⾃治体、若者、⽂化、メディア、シンクタンクの分野で三国間の交流を強化するための努⼒を惜しまず、デジタル経済、グリーン経済、カーボンニュートラルなどに関する三国協⼒の機会をさらに模索することを強調しました。
会議の前に、TCS協議理事会は、⽅虹（ファン・ホン）アジア司副司長と公式会談を⾏い、三国間協⼒の進展と新たな変化、進⾏中および将来のプロジェクトについて意⾒交換を⾏いました。意⾒交換には、2023 年のCJKスピリットワードオブザイヤー、⽇中韓⻘少年交流ネットワーク（TYEN）、東アジア⽂化都市メディア＆インフルエンサーツアー、三国協⼒に関する国際フォーラム、PR
プロモーションなどが含まれました。
⽅副司長は、TCSの代表団に対し、⾺朝旭（マー・ジャオシュー） 外交部副部⻑からの歓迎のメッセージを伝えました。右メッセージは、突然の予定変更により表敬を受けられず残念であるが、三国協⼒を強化するためのTCSの貢献を⾼く評価し、三国協⼒が地域の恒久の平和、地域の繁栄、共通の⽂化的価値に重要な役割を果たすと確信しているというものでした。
▲欧TCS事務局⻑と農融部長助理による会談
▲TCS協議理事会と⽅虹アジア司副司⻑による会談
