その他 第6期協議理事会によるCAMPUS Asia参加校への表敬訪問(2022年10月6日ー7日、東京) 2022-10-06 ~ 2022-10-07
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    2022年10月6日から7日にかけ、日中韓三国協力事務局(TCS)の欧渤芊(オウ・ボーチエン)事務局長、白範欽(ペク・ポムフム)事務次長及び坂田奈津子事務次長(第6期協議理事会)は、CAMPUS Asia事業に参加している東京大学、早稲田大学、千葉大学の三校を表敬訪問しました。 

    各大学において欧事務局長は、TCSがCAMPUS Asia事業への更なる貢献のため、修了生同士がつながり、大学が修了生のキャリアを追跡できる専用ホームページを立ち上げる計画を紹介しました。TCSは、2023年初めにこのウェブサイトを正式に立ち上げ、日本での公開式を開催する予定です。さらに欧事務局長は、日中韓の若者同士による長期的な交流を可能にする日中韓青少年交流ネットワーク(TYEN)の発足式を同時に行う予定であることも紹介しました。TYENは、TCSの青少年事業の元参加者や、日中韓の協力に関心を持つ若者を集め、青少年交流を促進することを目的としています。TCSは両ネットワークを来年初旬に実施予定の「ユース月間」に正式に発足させる予定です。 

    また、欧事務局長は、各大学で正式なパートナーシップも提案しました。TCSはパートナーシップを通じ、インターンとしての学生の受け入れや、 TCSとの共同研究を行う研究者の招聘などを想定しています。欧事務局長は、近年の学生が国際機関を魅力的なキャリアの選択肢として認識するようになってきていると述べ、TCSがインターンシップ機会の提供を通じ、学生の要望に応えていくと説明しました。 

    東京大学では、飯田敬輔公共政策大学院長が、公共政策大学院の歴史を紹介しつつ、同大学院が留学生の出身地の多くを占めるアジアと密接な関係を持っていることを紹介しました。飯田院長は、他の国際機関ともパートナーシップ協定を結んでいることに触れ、TCSが学生のキャリア開発の機会を提供することを歓迎しました。 

▲ 第6期協議理事会と東京大学の教授陣 

    早稲田大学では、早田宰社会科学総合学術院長がTCS代表団を歓迎し、学生が国際機関で経験を積みたいと考えているが、そのような機会になかなか巡り合えないという欧事務局長の意見に賛同し、TCSのパートナーシップ提案を歓迎しました。また、ユース月間関連の活動を巡り、TCSと協力していく用意があると述べました。 

▲ 第6期協議理事会と早稲田大学の教授陣 

    千葉大学では、デザイン・リサーチ・インスティテュートの植田憲所長と芝浦工業大学の梁元碩(ヤン・ウォンソク)教授と会談しました。両者は、CAMPUS Asiaの精神を学生の間に更に広め、学生の意見を集めてTCSの青少年交流事業を充実させるための協力をすると述べました。 

▲ 第6期協議理事会と千葉大学・芝浦工業大学の教授陣 

    TCSは、日中韓の若者の相互認識の低下という重大な問題に対処するための重要なチャンネルとして、今後も大学とその学生を積極的に支援していきます。