TCS

2020年1月21日、韓国・ソウルにて、日中韓三国協力事務局（TCS）協議理事会メンバーは、韓国アセアンセンターを訪問し、李赫（イ・ヒョク）事務総長と面談しました。両機関は、各機関の機能と協力事業について情報共有し、今後の協力の方向性について意見交換をおこないました。李事務総長は、韓国アセアンセンターが貿易、投資、文化、観光などさまざまな分野において年間50余りの協力事業を実施しているとしつつ、ASEANの国々の要請を受けた投資促進セミナー、観光分野の能力開発ワ―クショップ、地域社会基盤の観光プログラム、多様なメディア関連事業やASEAN Weekといった代表的な事業について紹介しました。 

道上尚史TCS事務総長は、韓国政府が昨年、韓国・ASEAN特別首脳会議と第1回韓国・メコン首脳会議を成功裏に開催した点につき祝意を表し、今後、韓国アセアンセンターと緊密に協力しつつ、ASEANが蓄積してきた経験を学びたいと述べました。道上事務総長は、TCSの活動について紹介するとともに、互いに相手方の事業を支援し、参加し合う機会を模索したい旨提案しました。