TCS

日中韓三国協力事務局（TCS）、韓国青少年文化研究所、秀林文化財団が共同で主催した第１３回アジア国際青少年映画祭（AIYFF）が10月25日から28日までソウルにて開催されました。 

「コミュニケーション（疎通）」というテーマの下、日中韓の青少年たちが各国の文化と考えを映画を通じて共有し、映画祭開催期間中24の本選進出作品が上映されました。 

開幕式にて道上尚史TCS事務局長は、3国協力において文化が持つ重要性について強調し、本映画祭が礎石となって青少年及び文化に関する３国の協力・交流プログラムに力を添えていけるよう、TCSとしても最善を尽くしてまいる所存と述べました。 

また、期間中、TCS国際会議場では、映画祭のイベントの一つとして、「東アジア青少年映画フォーラム」が開催され、参加者たちは3国の映画と文化に関する自由な意見交換の場を持ちました。 

閉幕式にて、有限責任事業組合（LLP）アジア国際青少年映画祭日本の組合員、高橋克三氏は、日本では初めてとなる2020年の映画祭開催を宣言しました。 

2020年の第14回映画祭は、東京の武蔵野美術大学において11月に開催される予定です。TCSは、武蔵野美術大学、LLPアジア国際青少年映画祭日本との共同主催者として、3国の青少年に映画を通じて3国の文化と考えを共有できる場を提供し、3国協力の長期的な基盤の整備を可能ならしめるよう支援をしてまいります。