セミナー&フォーラム 第11回国連グローバルコンパクト日中韓ラウンドテーブル会議(2019年8月20-21日、中国・済南) 2019-08-20 ~ 2019-08-21
分享到微信朋友圈

 

2019年8月20-21日にかけて、喬文(きょう・ぶん)経済部長率いる日中韓三国協力事務局代表団は、第11回国連グローバルコンパクト(UNGC)日中韓ラウンドテーブル会議に出席しました。日中韓の各UNGCネットワークからは、朱宏任(しゅ・こうにん)UNGC中国ネットワーク主席、野村彰男日本ネットワーク理事、イ・ドンゴン韓国ネットワーク会長のほか、刘萌(り・めい)アジア太平洋ネットワーク会長が出席しました。

「ビジネスにとってのSDGs-トライして先駆者になろう」とのテーマのもと、日中韓のUNGCネットワークの代表、企業、研究者およびユース代表者は、ビジネスがいかに地域コミュニティの持続可能な目標達成に貢献できるか、革新的技術を通じていかにSDGsの達成に貢献していくか、そしていかに気候変動に対応し地域の発展を達成するかについて議論を行いました。

喬部長は開会の辞を述べ、三国協力がSDGsの達成のために必要とされており、その中でもビジネス界の役割が重要である旨強調しました。三国首脳の強いコミットメントに言及し、SDGs達成に向けた取り組みにおけるビジネス界の積極的な関与を奨励しました。TCSはUNGCネットワークとの協力を継続し、課題の共有と協力の促進のためのプラットフォームを提供していく考えです。

会議の前日には、ユース代表のためのフォーラムが開催され、代表者らが生物多様性に関する課題やそれに関連する企業のベストプラクティスを学びました。TCSは三国協力および、TCSが様々な観点からどのように地域の平和と繁栄に貢献しているかに関する講義を行いました。

毎年開催されている同ラウンドテーブル会議は、持続可能な企業の取り組みの良い事例を共有し、共通の課題を議論してCSR(企業の社会的責任)活動を促進するためのネットワークを構築し、東アジアにおけるUNGCのネットワークを強化する場となっています。TCSは2015年から同会議に参加しています。

▲集合写真

▲喬部長による開会の辞

▲会議の様子

▲ユースフォーラムにて議論するユース代表者

▲TCSによる三国協力についての講義