第9回国連グローバル・コンパクト日中韓円卓会議への参加(2017年8月22日、日本・東京)
2017-09-21
2017年8月22日に、日中韓三国協力事務局は東京で開催された第9回国連グローバル・コンパクト日中韓円卓会議に特別協賛機関として参加しました。同会議は三国の国連グローバル・コンパクト事務局が2009年より毎年開催しているもので、産業界や学術界、若者を対象に、持続可能な開発目標(SDGs)達成のために共に協力していくためのネットワークづくりを目的としています。事務局は2015年から同事業を支援してきました。
本年の会議は「SDGsで世界を変える~東アジアの果たす役割~」をテーマに開催され、150名の参加者は持続可能な開発目標を促進するための自国の取り組みや見解を積極的に共有しました。ユースセッションにおいては、三国の学生がジェンダーの平等について議論し、事務局の張殷栄(チャン・ウニョン)経済部長が各チームへのコメントを述べました。
張部長はまた、三国のグローバル・コンパクト事務局が17の持続可能な開発目標における自国の進捗状況を評価し、現在の取り組みをさらに強化するための具体的な協力方策を議論するセッションの司会を務めました。張部長は持続可能な開発目標に関連する三国協力の成功事例を紹介したほか、多様なステークホルダーによって行われている取り組みの相乗効果をどう高めるかについて意見を述べました。セッションの締めくくりとして、三国のグローバル・コンパクト事務局はジョイント・アクションに合意し、共同宣言として採択しました。
閉会式では、楊厚蘭(よう・こうらん)事務局長が閉会の辞を述べました。楊局長は日中韓協力の成長の可能性について触れ、人的交流はより良い三国関係の構築に資する旨を強調しました。
セッションの司会を務める張部長
楊事務局長の閉会