尹炳世韓国外交部長官への表敬訪問(2015年11月11日) 2015.11.18

2015年11月11日、楊厚蘭(よう・こうらん)日中韓三国協力事務局長は、尹炳世(ユン・ビョンセ)韓国外交部長官を訪問し、三国協力について意見交換を行いました。面談には、李鐘憲(イ・ジョンホン)三国協力事務次長及び梅澤彰馬事務次長が同席しました。 

楊事務局長は、尹長官の日中韓三国協力事務局及びその活動へのたゆまぬ支援及び指導に感謝の意を表しました。三国は、日中韓サミットの再開を歓迎し、国際社会は、三国協力が正常の状態に戻ったことを喜んでいる旨述べました。また、日中韓サミットの成果を実行するにあたり、三国協力事務局は最大限の努力を行うとの意向を再確認しました。楊事務局長は、日中韓協力基金の創設は、三国協力プロジェクトの進展のために有用であるとの三首脳による見解を歓迎し、三国政府が目標に向かい一丸となって取り組むことを期待しました。 

尹長官は、三国協力を活性化する上での三国協力事務局の役割を賞賛し、三国協力事務局が、日中韓サミットのフォローアップの過程で更に重要な役割を果たすことを期待しました。韓国政府は、三国協力事務局のホスト国として、あらゆる面において三国協力事務局に対する支援を引き続き行い、三国協力の促進のために密接に協力していく意向を明らかにしました。尹長官は、日中韓協力基金は、多様で実用的なプロジェクトを実行していく上で有益であり、この点における日中韓サミットでの最近の発展は、喜ばしい旨言及しました。尹長官は、三国協力は、将来、困難に陥ることもあるだろうが、共通のつながりやプロジェクトが存在する限り、三国政府は協力の精神で困難を克服できるだろうと強調しました。 

楊厚蘭(よう・こうらん)三国協力事務局長と尹炳世(ユン・ビョンセ)韓国外交部長官