岩谷三国協力事務局長による欧州連合訪問(2014年11月15―19日)
2014-12-03
2014年11月15日から19日、岩谷滋雄日中韓三国協力事務局長が欧州連合(EU)を訪問しました。今般の訪問は、EUの統合過程を学ぶとともに事務局とEUとの関係強化を目的としたものです。
岩谷事務局長は、欧州対外行動庁(EEAS)を訪問し、ゲアハルト・サバティル東アジア大洋州局次長、及び北東アジア地域関係の当局者と面談を行いました。岩谷局長は、近年における三国協力の発展及び北東アジア情勢を紹介し、両者はエラスムス計画及びキャンパスアジア・プログラムの経験を共有することで合意しました。
続いて、岩谷事務局長は、 欧州アジア研究所(EIAS)を訪問し、グリン・フォードEIAS執行役兼ボードメンバーと実りある討議を行いました。岩谷事務局長は、三国協力を促進するためには、シンクタンクが率先して役割を担うことが重要であると強調し、この点においてEIASと協力することを希望しました。
岩谷事務局長はまた、第17回日・EUカンファレンスに出席し、三国協力及び東アジアにおける多国間主義の構築について発表を行いました。発表は出席者の注目を集め、地域統合の促進における三国協力への努力に対し、拍手が送られました。