セミナー&フォーラム 第13回北東アジア協力シンポジウムへの参加(2022年11月8日、オンライン) 2022.11.08
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    2022年11月8日、慶應義塾大学東アジア研究所現代韓国研究センター、上海社会科学院国際問題研究所、東西大学東アジア研究院中国研究センター及び日本研究センターの共催で第13回北東アジア協力シンポジウムが開催されました。欧渤芊(オウ・ボーチエン)日中韓三国協力事務局(TCS)事務局長は「地域協力メカニズムの強化:北東アジア協力における当面の挑戦と未来図」をテーマに行われた本シンポジウムに出席し、基調講演を行いました。 

    講演の中で欧事務局長は、新型コロナウイルス感染症流行の継続的な影響、地政学的環境の悪化、伝統的・非伝統的安全保障脅威の高まり、インターネットにおけるネガティブな感情の高揚など、地域・世界の現状と主要な問題の分析を通じ、北東アジアにおける地域協力メカニズムの発展、役割、およびそれらが直面する課題について述べました。また、ステークホルダーによる協力メカニズムの推進、政治・安全保障問題の困難を乗り越えるための経済的連携と人的交流、協力メカニズム同士の横のつながり、国際機関の人材育成、メカニズムに対する国民の認知度の向上などを呼びかけました。他にも、日中韓ビジョナリーグループ(仮称)、ユース月間、日中韓青少年交流ネットワーク、日中韓統計ハブなど、恒久の平和、地域の繁栄、共通の文化的価値をさらに促進するためのTCSの実績と計画について紹介しました。 

▲ 欧TCS事務局長による基調講演の様子