協議体 第12 回日中韓保健大臣会合の開催(2019 年12 月15 日、韓国・ソウル) 2020.02.14 ~ 2019.12.15
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2019 年12 月15 日、第12 回日中韓保健大臣会合が韓国・ソウルにて開催されました。同会合では、韓国の朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官が議長を務め、中国の馬暁偉(ば・しょうえい)国家衛生健康委員会主任及び加藤勝信厚生労働大臣が出席しました。また、葛西健WHO 西太平洋地域事務局長及び道上尚史日中韓三国協力事務局(TCS)事務総長がオブザーバーとして参加しました。 

 

同会合では、三大臣が「情報通信技術(ICT)の利活用を通じたユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成」、「感染症への備えと対応」、「活力ある健康的な高齢化」といった3つの主要課題について活発な議論を行いました。健康に対する脅威及び保健分野における三国の共通課題を認識し、三大臣はこれらの差し迫った問題に対応するための効果的な情報共有と議論を継続していくことで意見が一致しました。また、会合では、「第12回日中韓保健大臣会合共同声明」が採択され、また「活力ある健康的な高齢化共同宣言」が日中韓サミットに提出されることを承認されました。 

 

会合直後に「新型インフルエンザと共通の課題である新興・再興感染症対策における三カ国共同行動計画」の改訂版の署名式や大臣会合の共同記者会見が行われました。 

 

また、大臣会合に先立ち、12 月14 日、三大臣、葛西WHO 西太平洋地域事務局長及び道上TCS事務総長は韓国・原州市にある韓国国民健康保険公団を訪問し、国民健康保険におけるICTの利活用及び関連共通の懸念とその方策について活発な意見交換を行いました。 

 

▲集合写真 

▲会合進行中 

▲開会式における道上尚史TCS事務総長による祝辞 

▲大臣会合の共同記者会見 

▲大臣会合の歓迎夕食会における道上尚史TCS事務総長による祝辞