世界経済フォーラム東アジア会議への参加 (2014年5月21-23日) 2014.05.27

世界経済フォーラム(World Economic Forum: WEF)東アジア会議が2014年5月21-23日に、フィリピン・マニラで開かれ、日中韓三国協力事務局から岩谷滋雄事務局長が「アジア安全保障の展望」セッションにパネリストとして出席しました。  
同セッションで岩谷事務局長は、安保問題を話し合うためには、アジアにおいて確固たる法的枠組みが必要であると強調しました。また、原則に基づいた安全保障制度を内包する東アジア共同体の構築が日中韓三国協力の最終的な目標であると述べました。  
岩谷事務局長はまた、今回のマニラ滞在期間中にフィリピン外務省及びアジア開発銀行(ADB)を訪問しました。フィリピン外務省との会議において岩谷事務局長は、三国とASEANの緊密な連携が重要であると強調するとともに、三国協力事務局のASEAN+3プロセス参加に対する支援を要請しました。また、ADBとの会議では、アジアのインフラ投資や金融協力といった分野における三国協力事務局とADBの協力の可能性について話し合いました。

 WEF東アジア会議「アジア安全保障の展望」セッションの様子 

「アジア安全保障の展望」に出席した岩谷事務局長 

フィリピン外務省との面談 

ADB(東アジア局、戦略政策局、地域及び持続可能発展局)との面談 

イワン・アジズ地域経済統合室長との面談