日中韓三国協力事務局による第三回日中韓月例講演会「Three Strands of Asia」の開催 (2014年5月20日、韓国・ソウル) 2014.05.21

日中韓三国協力事務局(TCS)は、2014年5月20日(火)に「Three Strands of Asia」(アジアの3本の糸)と題する第三回日中韓月例講演会を開催しました。今回は、中国及び韓国の音楽家との共演経験が豊富なことで知られている韓国伝統音楽の専門家である淑明女子大学校のソン・ヒェジン教授に講義をしていただきました。朝早い講演会にも関わらず、三国の伝統音楽に関心の深い市民の方々にお越しいただきました。 

ソン・ヒェジン教授は、同講演会において、長年にわたる北東アジアの地域音楽の変遷に焦点を当て、日中韓の宮中音楽における相似点及び相違点について講義されました。同講演は、三国の宮中音楽に関する講義及び参加者の活発なディスカッションを含め、二時間行われました。  

日中韓三国協力事務局は今後、伝統文化、社会、そしてサブカルチャーを含め、様々な分野の専門家を招待し、日中韓月例講演会「Three Strands of Asia」を毎月開催する予定です。同講演会の詳細につきましては、日中韓三国協力事務局の公式ウェブサイトhttp://jp.tcs-asia.org/dnb/main/index.php に過去の講演会情報及び新着情報を掲載していますので、御覧下さい。

講演者:ソン・ヒェジン教授

集合写真