国連人道問題調整事務所(UN OCHA)の三国協力事務局訪問(2014年2月19日) 2014.04.01

2014年2月19日、国連人道問題調整事務所(UNOCHA)の康京和(カン・キョンファ)事務次長補兼緊急援助副調整官が、 日中韓三国協力事務局(TCS)を訪問し、岩谷滋雄事務局長、陳峰(ちん・ほう)事務次長及び李鍾憲(イ・ジョンホン)事務次長と面談しました。

岩谷事務局長は、康事務次長補の訪問を歓迎し、昨年ソウルで開催した第1回日中韓防災机上演習(TTX)を紹介するとともに、TCSの役割と防災分野における三国協力の現状を説明しました。岩谷事務局長はまた、UNOCHAが災害時の人道援助における経験を共有するために第1回TTXに専門家を派遣したことについて謝意を述べつつ、次回以降のTTXへの参加を求めました。 

康事務次長補は、UNOCHAの機能及び活動について説明するとともに、災害地域における人道支援の成功例を紹介しました。また、UNOCHAの人道支援活動における資金調達と、それに関連する公共・民間部門との連携についても紹介しました。 

最後に、岩谷事務局長と康事務次長補は、防災及び人道支援におけるTCSとUNOCHAの協働分野を拡大するために、双方が緊密に協力することで合意しました。

(左から)陳峰事務次長、康京和事務次長補、岩谷滋雄事務局長、李鍾憲事務次長

TCS理事会と康京和事務次長補の面談の様子