その他 ソウル大学の呉然天総長を表敬訪問(2013年12月20日、韓国・ソウル) 2013.12.20

2013年12月20日、岩谷事務局長はソウル大学の呉然天(オ・ヨンチョン)総長を表敬訪問し、教育分野における日中韓協力について意見交換しました。同会談では、三国間協力をさらに発展させるための基礎作りとして学術交流は重要であるという認識を共有しつつ、同分野において共に協力していくことで合意しました。

呉総長は三国間の大学交流の進展、また、特に最近行われたBESETOHA(東アジア四大学フォーラム)について紹介しました。(BESETOHAは東アジアを代表する、北京大学、ソウル大学校、東京大学及びベトナム国家大学ハノイ校の四大学の代表によるフォーラムで、今年はソウル大学にて開催されました。) 

岩谷局長はこれらの学術交流が欧州のエラスムス・ムンドゥス(Erasmus Mundus)計画のような大学間プログラムに発展するよう期待を述べ、実現した際は、三国協力事務局が大学間の調整役として支援できるよう努力したいとしました。また、このような三国共同教育プロジェクトを通じて、日中韓共通の価値観や相違点について知る良い機会なることを期待すると述べました。 

また、同会談では、三国協力事務局とソウル大学がお互い協力しながらBESETOHAフォーラムで話し合われた内容の経過をフォローアップし、三国間の学術交流を推進していくことで合意しました。