セミナー&フォーラム 日中韓統計ワークショップの開催(2013年12月19日、韓国・ソウル) 2013.12.19

 

日中韓協力事務局(事務局)は2013年12月19日、韓国・ソウルにある事務局にて第1回日中韓統計ワークショップを開催しました。同ワークショップは、事務局が発刊する「日中韓三国統計集(三国統計集)」の内容を改善し、三国統計に関する協力をさらに発展させる目的で開催されました。  

陳峰(ちん・ほう)事務局次長は同ワークショップで開会の辞を述べ、三国政府間の統計協力が三国の経済統合並びに共同体実現にとって重要であることを強調しました。  

同ワークショップには和歌山大学、中国対外経済貿易大学、韓国統計庁統計開発院、韓国対外経済政策研究院、韓国仁川大学、国連アジア太平洋経済社会委員会北東アジア事務所(UNESCAP-SROENEA)、ASEAN+3マクロ経済リサーチオフィス(AMRO)及び韓国アセアンセンターから8人の専門家らが参加しました。参加者は、日中韓FTA交渉のための統計データ、地域経済統合の指標、地域金融の監視、主要国際機関の統計集と三国統計集の比較について紹介しながら、「三国統計集」の必要性や利用すべきソースについて議論し、三国統計における協力をより専門的に強化することを提案しました。  

「三国統計集」2013年版は、同ワークショップで専門家が示した具体的な改善案を反映し、近日中に発刊される予定です。 

 

 

▲開会の辞を述べる陳峰事務次長 

▲集合写真 

▲ワークショップの様子