その他 欧州連合(EU)訪問 (2013年11月25日-28日) 2013.11.25 ~ 2013.11.28

岩谷滋雄日中韓三国協力事務局長は、2013年11月26日より27日まで欧州連合(EU)の主要機関を訪問しました。今回の訪問は、EUの統合過程を理解し、EUと東アジア間の関係を強化することが目的です。訪問先との面談において、岩谷局長は三国協力の進展及び、三国協力事務局の活動を紹介しました。両機関は、情報共有の強化を行うことで一致しました。EUはまた、三国協力事務局の能力育成を支援していくことに合意しました。 

三国協力事務局は欧州委員会、欧州対外行動庁(EEAS)及び 欧州政策顧問局(BEPA)を訪問し、Mr. Henrik HOLOLEI(欧州委員会事務総長)、Mr. Viorel BUDURA(欧州対外行動庁アジア太平洋部署長)、Mr. Julian Wilson(欧州対外行動庁日本、韓国、オーストラリアニュージーランド担当課長)を含む欧州連合関係者と面談しました。

事務局と各訪問先機関は、北東アジアの情勢、EUの構造及びEU統合の歴史など、様々な議題について深い協議をしました。三国協力事務局はまた、塩尻孝二郎欧州連合日本政府代表部大使及びKim Chang-beom在欧州連合韓国政府代表部大使とも面談しました。 岩谷局長はまた、2013年11月25日にEU-韓国ブリュッセル政策フォーラムに出席し、EUと北東アジアの地域間の経験の共有を促す内容の基調演説を行いました。フォーラム出席者は、北東アジア地域の協力は促進されるべきであり、北東アジアの統合はEUの利益にもつながるものであるという認識を共有しました。 

三国協力事務局によるEU訪問は今回で2度目となり、前回は2013年3月に申鳳吉前三国協力事務局長がEU機関を訪問しました。

Mr. Henrik HOLOLEI欧州委員会事務局事務総長との面談 

 Mr. Julian Wilson欧州対外行動庁、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド担当課長との面談 

 

ViorelBUDURA欧州対外行動庁、アジア太平洋部署長との面談 

 

韓国ブリュッセル政策フォーラムでの基調演説