日中韓「三国一漆」漆芸術アーティスト座談会&展示会
August 17, 2018 ~ August 30, 2018
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日中韓三国協力事務局(TCS) は、芸術分野における三国交流の歴史を理解し三国協力を強化するために、日中韓「三国一漆」漆芸術アーティスト座談会&展示会(Trilateral Artist Talk &Exhibition: Past, Present, and Future of Lacquer Artを開催しました。今イベントは、2017817日に日中韓の漆アーティストの座談会を始めとして、8月末まで2週間続き、絵画14点と彫刻10点の合計24作品が展示されました。

 

三国の政府関係者、学者、メディア関係者、一般の人々などを含む約300名が本イベントに訪れました。特に開会式に参加した崔光鎮(チェ・クァンジン)韓国外交部国民外交センター長、張中華(ちょう・ちゅうか)駐韓中国文化院長、山崎宏樹日本国際交流基金ソウル日本文化センター所長が祝辞を述べ、TCSが主催する活発な文化活動を歓迎し、三国の共通文化遺産である漆塗り芸術の重要性を強調しました。また、オープニングセッションでは三国の伝統茶のティーセレモニーと日本の三味線、中国の二胡、韓国の大笒を用いた伝統音楽公演も行われました。

 

続いてのセッションでは李鐘憲(イ・ジョンホン)民族美術人協会会長、水上修沖縄県立芸術大学教授、謝亜平(しゃ・あへい)四川美術学院副院長が、基調演説で各国の漆塗り芸術の特性や、過去・現在・未来の展望を紹介しました。宣承慧(ソン・スンヘ)韓国外交部文化交流協力課長が進行役を務めたアーティスト座談会では、宋完

根(ソン・ワングン)高麗大学講師、趙海利(チョ・ヘリ)ソウル大学講師、楊佩璋(よう・はいしょう)清華大学教授、立山(よう・りつさん)美術学院教授、水上修沖縄県立芸術大学教授、當眞茂沖縄県立芸術大学准教授が、それぞれの芸術的ビジョンを共有し、作品を説明しました。